----------------------------------------------
【熱転写インクリボンとラベル用紙】
ラベルプリンターの能力を最大に引き出すためには用途に合った熱転写インクリボンとラベルが必要です。当社ではシール印刷で培った経験で、最適なラベル熱転写リボンおよびラベル用紙をご提案させていただきます。
-----------------------------------------------
【ダイレクトサーマル と 熱転写インクリボン】
ラベルプリンターには二つの方法がございます。
@ダイレクトサーマル(感熱紙)を用いる方法とA熱転写インクリボンを使う方法があります。
ラベルプリンタには サーマル粘着紙(感熱ラベル) または熱転写インクリボンと熱転写用粘着紙(ラベル)が必要です。
-----------------------------------------------
【ダイレクトサーマル】
ダイレクトサーマル(感熱粘着紙)を用いる方法は熱転写インクリボンを使わず、直接、感熱紙にプリンタヘッドの熱を伝え、印字をする方法です。
ダイレクトサーマル(感熱粘着紙)は、熱転写インクリボンに比べ、熱転写インクリボンが必要ない分、コスト的が安いです。
ただし、感熱紙の印字は時間が経過がすると、黄ばんだり印字が薄くなってきます。ラベルの変化はラベルの貼られた環境によって、変ってきますが、おおよそ1ケ月程度が目安だと思われます。
また、紙が感熱紙に限定されてしまうので、ラベル用紙(主に粘着剤の点で)の種類も少ないことも欠点です。
そのためチケット、物流用ラベル(荷札、宛名ラベル)もしくは賞味期限の短い食品の内容表示のラベルなどに使われています。
-----------------------------------------------
【熱転写インクリボンと熱転写用粘着紙】
熱転写インクリボンを使う方法は、熱転写インクリボンをプリンタヘッドの熱で溶融(溶かし)させ紙に転写する方法です。熱転写インクリボンを使う方法は、印字耐性が良く、長期間の表示に適しています。また、熱転写インクリボンに対応している粘着紙の種類が多いので、様々な用途で使われています。
熱転写インクリボンには大きく分けて@ワックスAセミレジンBレジンの3種類がございます。
@ワックスAセミレジンは主に紙(アート、ミラコート紙)など紙に使われます。Aのセミレジンはフィルムにも印字できますが、耐擦過性(こすれ)がBレジンに比べ弱い為、通常 フィルムにはBレジンの熱転写インクリボンをお奨めしております。
当社では粘着紙が紙の場合はAセミレジン、フィルムの場合はBレジンの熱転写インクリボンをお奨めしております。
-----------------------------------------------
【カラー熱転写インクリボン】
熱転写インクリボンは、黒がほとんどです。その為、表示シールなどでも、デザイン性を求められるお客様からカラーの熱転写リボンが使いたいというご要望が多かったです。そのご要望にお応えする為に、当社では一部の色、青、茶、緑、白に関して、カラーの熱転写インクリボンを品揃えいたしました。ラベルプリンタの利便性にデザイン性が加わりました。白地に黒の表示ラベルで不満足なお客様には最適です。特に、白のインクリボンで銀ネーマーに印字すると高級感が際立ちます。
-----------------------------------------------
【超耐溶剤レジンTTR(熱転写インクリボン)と 専用受容体(ラベル用紙)】
通常のレジンの熱転写インクリボンでもアルコールを含んだ布で印字したラベルの表面を拭いても印字はおちません。ただ溶剤(シンナー)を含んだ布で拭けば、簡単に印字が落ちてしまいます。
超耐溶剤レジンTTR(熱転写インクリボン)と
専用受容体(ラベル用紙)の組合わせをお使いいただければ、溶剤(シンナー、アセトン)などを含んだ布で拭いても印字が落ちません。
通常のレジンリボンでは画像が消失する強力な溶剤に対しても偏り無く高い耐久性が得られます
グリコール、エーテル、ケトン系(アセトン、MEK)芳香族炭化水素(キシレン、トルエン、シンナー)、アルコール、水などに対して高い耐久性のある熱転写インクリボンとラベル用紙です。
ただし熱転写インクリボンと専用ラベル用紙の組み合わせでしか、使用できません。(他の粘着紙にはインクがのりません)
-----------------------------------------------
お問合せ先
TEL03-3814-3651までご連絡ください。
Eメールお問合せ先
------------------------------------------------